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霊砲少女ミズキ一話

霊砲少女ミズキ第一話!
http://tanaberos.blog.fc2.com/blog-entry-10.html
設定の方も先に読んでおくと分かりやすいかもです。

以下続きから。


 夕刻、ひと気の少ない公園。
 そこで一人の少女が、人型妖魔に襲われていた。
少女「ひ、いやあああ!」
妖魔「キキキ、大人しくしてな……」
 妖魔はヒョロリと長い腕で少女を押さえつけ、覆いかぶさるようにしてその体を弄る。
少女「ううう、なんでガバ子ばかりこんな目にぃ……」グスグス
 力で押さえつけられては振り払う事もできず、泣きごとを漏らす少女。

「そこまでだ」

 そんな凌辱現場に響く、凛とした声。
妖魔「あ?」
 妖魔が声の方に視線を向けると、そこにはわざわざジャングルジムのてっぺんで仁王立ちする小柄な少女。傍にはフヨフヨと浮遊する青い饅頭のような物体が漂っていた。
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ダニー「アハン、案の定低級悪霊が憑依した妖魔やったな。瑞希よ、さっさと片付けてしまおうで」
瑞希「そうだな、ダニー」
 言うと、瑞希はダニーを鷲掴みする。
瑞希「魑魅魍魎跋扈するこの地獄変、七瀬瑞希はここにいる」
 そして大きく口を開け、ダニーを……喰った。
ダニー「ギャアアアアアアアアアアア!!」
 ダニーの悲鳴と共に、青い光が瑞希の体を包む。
妖魔「な、なんやあれ!?」
 妖魔の困惑をよそに、光が晴れていく。
 そこに立つのは、ダニーを体内に取り込み、霊装を纏い髪が青く変化した姿の瑞希。
ミズキ「霊砲少女ミズキ、爆現……ッ」

霊砲少女ミズキ
第一話「霊砲少女降臨」


 ジャングルジムから飛び降りたミズキは、重さを感じさせない柔らかな着地をし、妖魔の前へと立つ。
妖魔「お前、まさか最近悪霊界隈で話題になってる、霊砲少女ってやつか!?」
ミズキ「さっきそう名乗ったろ、二回言わせるなバカ!」
 ミズキが軽く右手を振ると、召喚された霊砲がそこに握られていた。
ダニー『ミズキ、とりまあの襲われてる娘を逃がすのが先決やで!』
ミズキ「分かってるって」
 体内から語りかけるダニーの声に応えるミズキ。
 ジャキン、と霊砲を妖魔に向けると、ミズキのまわりを漂っていた心霊オーラが青白く光りはじめた。
ミズキ「心霊弾を喰らえー」
 ズガンズガンズガン!!
 引き金を絞ると、心霊弾と呼ばれたピンポン玉ほどの青い光弾が発射される。
妖魔「ぐげぇ!?」ドゴォ!!
 二発、三発と。心霊弾が妖魔の体へと直撃し、襲われていた少女から引き離すように妖魔を吹き飛ばす。
ミズキ「さ、逃げるんなら今のうちだよ」
 銃口を妖魔から外さないまま少女に近づいたミズキは、少女の手を掴み、引っ張り上げた。
少女「うえぇ? なんかよく分からないですけど……ありがとうございます!」ガバァ!!
 少女は頭を下げると、ミズキの言葉に従いその場から駆けて逃げ出した。
ミズキ「さて、とりあえず一般人の救出は成功したし」
ダニー『あとはあの妖魔の中にいる悪霊を悪霊ブレイクするだけやな!』
 妖魔は体を起こしながら、ミズキを睨んでいた。
妖魔「クソ、せっかくの獲物が……こうなったら代わりに貴様で楽しませてもrウボァー!?」ドゴォ!!
 妖魔の恨み言を聞こえる前に、ミズキは更に心霊弾を数発撃ち込んだ。
 為す術なく吹き飛ばされる妖魔。力の差は目に見えて明らかだった。
妖魔「つ、強い……ッ」ガクブル
ミズキ「予想以上によえー……」アキレ
 妖魔は再び立ち上がるも、ミズキに飛びかかることも出来ずにその場に立ちすくむ。
ミズキ「ダニー、コイツ程度ならいちいち心霊弾撃ち込むよりも、さっさと叩き出しちゃった方が早くない?」
ダニー『せやな!』ウム
ミズキ「んじゃ、まぁ。いっちょ短期決戦ってことで」
 ミズキが妖魔に向けていた霊砲を降ろす。
 妖魔はそれを見逃さなかった。
妖魔「馬鹿め、その油断が命取りだ!」
 妖魔の指先に赤黒い光弾が現われ、腕を振るうと同時それがミズキへと襲いかかる。
ミズキ「うぜぇ!」
 しかしミズキは霊砲を振り上げ、その銃身で光弾を叩き払う。
 これには妖魔も苦笑い。
ミズキ「霊砲はこれ自身に強力な対霊コーティングがされてるんだ、その程度の攻撃じゃ傷一つ付かないよ」
 言いながら、ミズキが一歩、また一歩と妖魔へと近づく。
 そこで妖魔は気付く。高い対霊防護と、鈍器としての質量を持つ霊砲。そして先のミズキの「叩き出す」という言葉。つまりそれは本当に、そのままの意味なのだろうということを。
妖魔「ま、待て! お前、それで俺を殴ろうってんだろうが、そんなことしたら俺の宿り主まで怪我することになるぞ!?」
 ミズキが眉をピクリと動かし、歩みを止める。
 それを見た妖魔はニヤリと笑い、続ける。
妖魔「そうだ、心霊弾とやらは心霊ダメージとして悪霊本体へのダメージが大部分だが、その霊砲で殴るとなると当然物理ダメージの割合が高くなる」
 つまり、悪霊に憑かれたモノにもダメージが残るということ。
妖魔「こいつはただの一般人だ。何の罪もない。……なのにお前は殴るのか?殴ればそれで満足か?」
 どや?と言いたげに、ミズキに笑顔を向ける妖魔。
 ミズキはその言い分を聞き、目を閉じ一つ呼吸をする。そして霊砲を思いっきり振りかぶり、
ミズキ「そんなのマッハで知ったこっちゃねぇええ!!」
妖魔「うそん!」ドグシャァ!!!!
 妖魔を顔をブン殴った。
 瞬間、妖魔の体がグニャリと崩れ、その中からスーツを着た20代後半ほどの男が倒れ出てきた。頬が、ほんの少し赤く腫れていた。
 そして男と同時に、サッカーボールほどの赤黒い球体も現れた。これが悪霊本体だ。
ダニー『よっしゃ、悪霊が出てきたで!』
ミズキ「うっし、じゃあトドメだな」
霊砲「アウイェー!!レッツファイナルシューティングタイム!!」
 霊砲が陽気にそう叫ぶと、スライド部分が連続して前後する。その度にミズキの心霊オーラが発光し、銃口部にバチバチとスパークのような音をあげる光弾が作られていく。mizu1b のコピー

 ミズキは霊砲を構え、フヨフヨと力なく漂う悪霊へと狙いを定めた。
ダニー『悪霊破壊用心霊弾『霊魂破弾』、チャージ完了や』
ミズキ「天魔覆滅!」
霊砲「デストローイ!!!」
 引き金を引いた瞬間、世界が白く染まるほどの光と、雷を思わせる轟音が炸裂する。霊魂破弾は悪霊に直撃すると、それを一瞬で消滅させた。
 光と音が晴れ、悪霊が消滅したことを確認する。
ダニー『悪霊の気配なし、討伐完了や』
ミズキ「んー、お疲れー」
 ミズキはケフッと胃の中の空気を口へと絞り出した。すると気体状に変化したダニーが、スルリとミズキの口から抜けだしてきた。
 ミズキの体が再び青い光に包まれ、そして霊装を解除した七瀬瑞希の姿へと戻っていく。
瑞希「うぁー、マッハちょろかったー」ノビー
 グイー、と小さな体を伸ばしながら、瑞希はフゥと一心地つく。
ダニー「ところであれ、どないする?」
 ダニーが悪霊の宿り主であった男に視線を向ける。男は相変わらず気を失って倒れたままだった。
瑞希「んー?……まぁ今回はほっとけばいいんじゃない?すぐ目も覚ますよ、そんな強く殴ってないし」
 瑞希は男に一つ目をやっただけで、あとは興味ないという風に背を向けた。
瑞希「殴った上に放置ってのも悪い気はするけど、起きてからどーしたこーした聞かれるのもめんどくさい……ってか答えようもないし。あんまり怪我酷くないなら、悪い夢でも見てたって思ってもらった方がラクだよ」
ダニー「ま、せやな。運が悪かったってことで諦めてもらうしかないわな」
 二人納得し合い、公園を去った。
 
 男が目を覚ましたのは、その三分後のことであった。



 ――三か月前。
ダニー「信じられへんと思うけども、この世には悪霊というものがおる。生物から転げ落ちた感情が、そういうの集まりやすい場所で固まっていって生まれてしまう、まぁ言うたら自然現象の一つやな。悪霊は人やモノに憑依し、その体を乗っ取り、あるいは変化させて妖魔となる。善の感情が集まったものやったら放置しとけば少しすれば満足して消えるんやが、悪しき感情の塊の場合がタチが悪い。そういった輩を倒し、悪霊を滅する。それが霊砲少女、そしてそれに選ばれたんが瑞希、お前なんや!さ、ワイと一緒に霊砲少女やろーや!こいや!」
瑞希「長々と説明してくれたんだけども、マジで意味わかんねーわ……」
 突然部屋の窓から現れたダニーに唐突にそんな話をされた瑞希は、困惑を飛び越えて呆れていた。言うに祖母の元からきたらしいが、それも信用できる要素がまるでない。
瑞希「まぁ私もなんか色々見えたりする人だけどさ。そんな悪霊とか普段見たことないよ」
ダニー「せやろな、悪霊は人を寄せ付けないオーラみたいなもんをもっとるから、皆知らず知らずのうちに悪霊の周りを避けいく。悪霊と関われるンは、悪霊の方からコンタクトをとられた者だけ……一部の例外を除いてな。それがワイや!ワイは悪霊の気配を察知し、また悪霊を討伐する力を与えることができる守護霊なんや!瑞希、ワイと一緒に悪霊退治しよう!」
瑞希「なんかすっごい強引だな、お前。やらないよ、そんな得体の知れない存在と戦うとか危ないし」
 瑞希はベッドにゴロンと寝ころぶ。
 ふぅと溜息をつき、瑞希の耳元まできたダニーは、今までの陽気な雰囲気を一変させ、黒いオーラを纏いながら、
ダニー「ええんか、末代まで祟るで……?」
瑞希「あんた最低だな!?」
 
 そんなこんなで脅されるようにして始めた霊砲少女。
 しかし瑞希自身どこか日常に飽いていたのか、はじめてみれば非日常に溶け込み、正義を行う自分を楽しんでいた。

 霊砲少女ミズキの活躍はまだまだ始まったばかりである。

END
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